歯が汚いと思っている女性の対策とは
人が話をする時に、見ているパーツは、ほぼ目元であるといわれ、その次が口元といわれています。
特に女性の笑顔はとても気持ちよく、笑顔で見える白い歯はとても爽やかに感じます。
男性は女性の笑顔をとても好きなんですよね。
女性の歯が黄ばんでいたり、黒ずんでいたりして、男性に「汚い」と感じさせたら、もったいないですよね。
歯の黄ばみや黒ずみなどの原因は、ステインというものです。
歯の表面をコーティングしているのがエナメル質というものです。
歯のツルツルした感じや白さは、このエナメル質の特徴なのです。
エナメル質は唾液が作り出すペリクルという薄い膜でおおわれています。
これにステインの元になるタンニンやニコチン、カルシウムや金属イオンなどが結びつくことでステインとなるのです。
ペリクルは時間が経つとエナメル質に定着してしまいます。
ですので、繰り返しの飲食や喫煙で、少しずつステインに付着し、黄ばみや黒ずみとなって現れます。
特にタバコを吸う女性は注意が必要です。
タバコが歯や歯茎に与える影響は深刻なものだといわれます。
タバコを吸う女性の歯はヤニで黄ばみ、歯肉も黒ずんでいる方が多いのです。
タバコに含まれるニコチンには血管を収縮させる作用があります。
そのため歯肉が血流障害を引き起こすことが原因として考えられます。
一酸化炭素が血液の酸素運搬能力を低下させ、栄養や酸素が行き届かなくなるとも考えられるようです。
タバコによってメラニンが色素沈着するともいわれています。
喫煙者の98％が歯や歯肉に着色があるという調査もあります。
喫煙者は歯周病になりやすいと言われ、非喫煙者に比べて、2倍から9倍もの発症率があるといわれます。
歯周病は歯肉に炎症を引き起こし、口臭の原因になります。
では、このステインを落とすためにはどうすればよいのでしょうか。
ステインが落ちにくいからといって、歯の表面を無理やりこすったり、強力な研磨剤や漂白剤のある歯磨き粉を使用すると歯に傷がついてしまいます。
エナメル質をコーティングするステインを無理やりはがしてしまうと、エナメル質が削れてしまったり、歯の表面に傷ができて、更にステインがつきやすくなることもあるのです。
エナメル質を傷つけず、ペリクルだけをうまく剥がす必要があるのです。
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