お酒が体内で分解される仕組みとは
若い人たちが一気飲みをしているのをよく見ますよね。
一気飲みが体に悪いのはわかりますよね。
一気飲みをすると、血液中のアルコール濃度が一気に上昇します。
そうなると、中枢神経が麻痺してしまい、呼吸停止や心臓麻痺を起こすことがあるのです。
アルコールが体内に入ると、20〜30%は胃から、70〜80%は小腸の上部から吸収されます。
そして、アルコールはすぐさま血液中に入ります。
血液中に入ったアルコールは約90%が肝臓で分解され、残りは尿や吐く息と一緒に排出されます。
肝臓に運ばれたアルコールの大部分は、アセトアルデヒドという毒性の強い物質に変わります。
アセトアルデヒドは酢酸に分解され、酢酸は筋肉などで炭酸ガスと水に分解されます。
アルコールが体内に入るときの特徴は、吸収されるのはめちゃくちゃ速いんですが、分解され処理されるのはめちゃめちゃ遅いんです。
特にアセトアルデヒドの分解がすごく時間がかかるんです。
アセトアルデヒドが体内に多くできると、悪酔いや二日酔いになるんです。
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