お風呂で毒素を排出
お風呂の時間は、体の「表面」をきれいにするだけでなく「体の中」まで浄化する絶好のタイミングで、ここでちょっとひと工夫すると、発汗作用が高まり、毒素を排出しやすい体を作ることができます。
まず第2の汗をたっぷり出すための「半身浴」、38〜40℃のぬるめの湯を胸の下くらいまではり、20分ほどつかります。
じんわり体を温めることで発汗が促され、皮脂腺からの汗と共に体内毒素も溶け出しやすくなります。
入浴前にコップ1杯の水を飲んでおくと、さらに発汗作用がアップします。
肩が寒いときはバスタオルなどをかけておきます。
さらにリラックス効果を高めてくれるのがエッセンシャルオイルで、3〜4滴ほどたらしておくといい香りにふんわり包まれます。
特に、心を落ち着かせながら体液のバランスも調整してくれる「サイプレス」(ヒノキ科の精油)、リラックス効果と共に発汗作用も期待できる「リンデンフラワー」(シナノキ科の精油)などはお風呂のお供に最適です。
ところで、入浴には、発汗、血行促進、リラックスなどに加え、リンパ液の流れをスムーズにして毒素を排出しやすくする作用もあります。
リンパ液の役割といえば、体の老廃物を運び、毒素を排出しやすくすることです。
体の中心から末端へと流れ、筋肉の力を利用して循環しています。
そのため、運動不足で筋力が衰えている人はリンパ液の戻りが悪く、老廃物をため込みやすくなってしまいます。
バスタイムを利用してシャワーを使った簡単なリンパマッサージをします。
リンパ管が静脈と出会う左の鎖骨、さらに足先から中心、手先から中心へとシャワーを当てるのがコツです。
こうして外側から、内側から体をきれいにし、心地よい眠りにつくようにします。
質のいい睡眠も、デトツクス効果をアップさせる重要なポイントです。
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