頭皮マッサージで顔が若返る
頭皮は頭の毛が生える頭部全体の地肌を指し、頭皮といっても、顔の皮膚の延長線上にあるため、「顔」と「頭」は互いに影響し合っています。
切っても切れない関係で、加齢に伴って頭皮が上降していくと、顔にもシワ、たるみなどの影響が及びますし、逆にマッサージなどで頭皮を持ち上げると、顔全体がリフトアップし、若々しい印象になります。
@生え際ラインを持ち上げてみる
鏡を見ながら、耳上の髪の生え際あたり(1cmほど頭皮寄り)を親指以外の4本指で押さえ、上にぐっと持ち上げてみます。
目尻、眉尻の位置が上がり、顔の印象が全体に変わります。
頭皮を持ち上げて顔のシワを伸ばすという若返りの方法がありますが、手で動かしただけでも、頭と顔のつながりの深さがわかります。
Aうなじを指でつまんで伸ばす
今度は後頭部を動かしてみます。
うなじ部分に親指と人差し指を横に当てて深くつまみ、首の筋肉を伸ばす要領で後ろにぐっと引っ張ります。
鏡で見ると、首の前面がすっきり伸びたのがわかります。
この二つから、頭皮が顔や首と常に連動しで動き、しかもよく動く場所だということが実感できます。
皮膚とその下層部にある筋肉を動かすということは、皮膚組織の中にある血管、リンパ管、皮脂腺、そして毛根部にまで影響を与えるということです。
つまり、スカルプケアで頭皮によい刺激を与えれば、髪の毛はもちろん、全身に栄養を運ぶ血液の流れを改善し、老廃物を運ぶ静脈やリンパの流れまでを改善してデトックスできるのです。
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