健康な頭皮の色とは
まず最初に、強いライトのもとで、自分の頭皮を鏡に映して見てみます。
後頭部をはじめ、見づらいところは合わせ鏡を使います。
手で髪をかきわけながら、頭皮が見やすくなるよう工夫してみます。
次に、実際に頭皮に手で触れてみて、固さや皮脂のバランスなどをチェックします。
頭頂部や後頭部など自分で見づらいところは、家族をはじめ側にいる人に頼んでチェックしてもらいます。
健康な頭皮は何色でしょうか?
頭皮は顔とひと続きになっているため、顔色がいいときと同様に「ちょっと赤味がさしている」あるいは「透明感のある薄ピンク色」などと答える人がいるかもしれません。
しかし、これは誤りです。
健康な頭皮の色は「青白く透明感がある」のが正解で、健康な顔色と健康な頭皮の色は異なるのです。
その理由ははつきり解明されていませんが、青白く透明感があるときは、毛根部が活性化している状態と考えられます。
毛細血管から十分に栄養をとり入れながら、髪の生成がスムーズに行なわれ、デトックスが円滑にされているのです。
逆に頭皮に赤味がかったところや黒ずんだところがあれば、毛根部の活力が失われ、血液がうまく行き渡らない状態と考えられ、毒素をためこんでいる可能性が高いのです。
有害ミネラルが排出されやすいように、頭皮の汚れをよく取り除き、血行をよくするためのシャンプーとマッサージから始めます。
正しいスカルプケアを継続し、頭皮が健康になれば、頭皮の色にも透明感が出てきます。
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