シャンプーのときのマッサージとは
毒素を十分に排出するために、髪よりも頭皮を洗うことに徹底してこだわります。
頭皮によく触れ、マッサージで血行促進しながら汚れをかき出すコツを覚えるようにします。
毛穴に詰まった皮脂や老廃物がすっきり取り除かれ、体が浄化されることをイメージしながら、心を込めて洗います。
@ブラッシング
まず、ブラシで髪のもつれをといてからシャンプーに入ります。
毛先からブラシを入れてもつれをとき、次に髪の根元からブラシを入れて全体をとかしていきます。
ブラシによる汚れ除去作用は思った以上で、表面に付着したホコリはもちろん、プレマッサージなどで浮き上がらせたフケや皮脂をさらに浮き立たせることができます。
あまり力を入れ過ぎないように、ブラシの移動はゆっくりと、少しずつします。
Aぬるま湯ですすぐ
髪全体をぬるま湯(37〜38℃)でぬらして、充分にすすぎます。
手ぐしを入れ、頭皮を指の腹でさすりながら流すと、この段階でかなりの汚れが落とせます。
熱過ぎるお湯を使うと必要な皮脂まで奪うので注意が必要です。
Bシャンプー剤を手に取ってつける
シャンプー剤を手に取り、手のひらでよく泡立ててから頭皮につけます。
まず生え際から頭頂部へ、次にうなじから頭頂部に向かってつけ、指を少しずつ移動させながら頭皮をさするようになじませていきます。
「下から上へ」と洗い上げていくことが、血行を促し、洗い残しを防ぐコツです。
指で頭皮によく触れ、コリが気になるところがあればそこを意識的にさすります。
シャンプー剤は、髪質や肌質に合ったものを厳選して使います。
C頭皮をマッサージしながら洗う
まず生え際から頭頂部、次にえり足から頭頂部へ、「下から上へ」、指の腹で頭皮をよくマッサージしながら洗います。
少しずつ指を縦に移動させながら、指の腹で頭皮をもむように動かします。
決して爪を立てたり、ごしごしこすらないようにします。
D後頭部をマッサージ
後頭部も「下から上へ」、両手の指を交差させながら、後頭部全体をえり足から頭頂部へと洗い上げます。
両指先で小さなジグザグラインを描くようにすると、毛穴の汚れがよく落とせます。
できるだけ小刻みに指を動かし小ジグザグラインを描くようにするのがコツです。
毛穴の汚れがすっきりと取れる様子をイメージします。
Eピアノを弾くように全体をマッサージ
ピアノを弾くように指を動かしながら全体をリズミカルにマッサージします。
指を軽く曲げ、頭皮をつまんでは離す、のくり返しで血行が良くなり、デトツクス効果もアップします。
爪を長く伸ばしている人は指の腹でマッサージするのはちょっと難しいので、その場合は、スカルプケア専用の丸型ブラシを活用します。
柄の部分を持って、頭皮をブラシで軽く刺激しながら全体をよくマッサージします。
F「ためすすぎ」でよくすすぐ
シャンプー剤が残っているとフケやかゆみの原因になり、頭皮をあらしてデトックスを妨げます。
3〜4分かけて、念入りすぎるくらいにすすぎます。
実際にすすぎの時間を計ってみると、1分前後しかすすいでいないことが多いのです。
3分用の砂時計を置いて、目安にするのもいい方法です。
よくすすぐための裏技として、髪の根元から手ぐしを入れて少しずつ毛束を取り、取った方の手のひらに湯をためながらパーツごとにパチャパチャとすすいでいきます。
この「ためすすぎ」をていねいに行なえば、すすぎ残しの心配はありません。
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