頭皮によくない生活習慣
体によくない生活習慣が身についていると、どれほど一生懸命にスカルプケアをしても、体の内側から健康になることができません。
たとえば、残業続きで緊張状態と睡眠不足が続ている人の悩みは、抜け毛が増えてきた、などとよく聞きます。
それは、まさに髪にあらわれた体のSOS信号と考えられます。
不規則な生活とストレスによる交感神経の緊張で、頭皮の血行も悪くなり、毛細血管からの栄養吸収がうまくできなくなっているのです。
そしてもう一人、過激なダイエットの結果、髪も肌もツヤが失われてしまった例、この不調は栄養の偏りやホルモンバランスのくずれが表面にあらわれた結果です。
そして、どちらもこれまでの生活習慣を改めないかぎり、髪と頭皮の問題を根本から解決することはできません。
髪と頭皮の健康にプラスになる生活習慣とは、とても簡単です。
髪も頭皮も体の一部なのだから、自然のリズムに合わせた体にいい生活をすればいいのです。
ポイントは六つあります。
1 栄養バランスのいい食事をとる
2 規則正しく生活し、睡眠をたっぷりとる
3 適度に運動する
4 ストレスを上手に発散し、心にゆとりを持って生活する
5 飲酒は適量を心がける
6 タバコは吸わない
この通り、一般常識として知っていることばかりです。
食事、睡眠、運動、精神、すべてが髪と密接につながっています。
体を作るタンパク質が不足すれば体も髪も栄養不足に陥ってしまいます。
髪の成長のゴールデンタイムといわれる睡眠が不十分だと髪の成長が阻まれてしまいます。
運動不足だと頭皮の血行も悪くなります。
また、過度なストレスやタバコは交感神経を緊張させ、髪に十分な栄養を送りづらくします。
ただし、「規則正しい普通の生活が難しい」という声をよく耳にすることも確かです。
そこで、髪と頭皮にやさしい生活を楽しむ方法として、「デトツタス」の発想をベースに、いらないものを上手に排除しながら、体と心の栄養を上手に取り入れていくようにします。
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