雑菌を繁殖させないよう髪を乾かす
シャンプーの仕上げは、髪と頭皮をよく乾かすことです。
リンスなどを洗い流したあと、水気を切ったら、すぐにタオルドライを行ないます。
ある程度水気がとれたところでドライヤーの出番で、「髪のためには自然乾燥がいちばん」とドライヤーを使わない人がいますが、これはおすすめできません。
濡れ髪のキューティクルはとても傷みやすく、しかもシャンプー後から皮脂は盛んに分泌されるため、雑菌が繁殖して頭皮をあらし、毒素の排出を妨げます。
早めに乾かすように心がけます。
乾かすときの手順は次の通り。
@タオルドライで水気をとる
まず、タオルで頭皮の水気をしっかり拭きます。
頭皮と髪の根元を先に乾かすと髪に自然な立ち上がりが生まれ、スタイルが作りやすくなります。
髪の中央部は、タオルを髪の裏側に当て、やさしくたたくようにふくのがコツです。
毛先の方はタオルで毛束をはさんでふきます。
ごしごしこすると地肌と髪を傷めてしまうので注意が必要です。
タオルドライに使用するのは、薄手で肌への感触がやさしいフェイスタオルが適しています。
1枚で拭ききれなければ、2枚、3枚と使います。
バスタオルやフカフカした厚手のタオルは特に頭皮を拭くには固すぎて不向きです。
Aドライヤーで乾かす
タオルドライである程度水気をとったらドライヤーで仕上げます。
まず手ぐしを入れながら根元の方に風を当て、頭皮と根元を乾かしてから全体にドライします。
早く乾かすのはいいですが、ドライヤーの温風を当てすぎるのは頭皮にも髪にもよくありません。
20センチ以上離して使い、一箇所に3秒以上当てないようにします。
きちんと最後まで乾かしたところで終了です。
半乾きのまま寝てしまうと、雑菌が繁殖して頭皮をあらし、デトックスを妨げます。
また、睡眠中に濡れ髪どうしがこすれて、キューティクルを傷めてしまいます。
よく乾かすことは寝グセ対策にもなります。
さまざまな種類のドライヤーがありますが、最近大人気のマイナスイオンドライヤーは、「髪がしっとりする」「髪にツヤが出てサラサラになる」と評判です。
使用後の髪の感触がとてもよく、しっとり感が逃げません。
毎日使うものなので、使用感のいいドライヤーを厳選します。
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