血液中に溜まったコレステロールは体外へ!【リボフラビン酪酸エステル】の素晴らしい働き!ラングロン100カプセル
コレステロールと脂質異常症
血液中には、コレステロール、リン脂質、中性脂肪、遊離脂肪酸などの脂質が存在していますが、コレステロール、リン脂質、中性脂肪は、タンパク質とくっついたリポタンパクという形で血液に溶け込み体内を移動します。
そのうち、コレステロールまたは中性脂肪の量がふえすぎたり、減りすぎたりする状態を脂質異常症と呼びます。
脂質異常症では、心筋梗塞や脳卒中などの動脈硬化性疾患が起こりやすくなります。
脂質異常症には、次の3つのタイプがあります。
@LDL(悪玉)コレステロールが多すぎる場合
AHDL(善玉)コレステロールが少なすぎる場合
B中性脂肪(トリグリセライド)が多すぎる場合
脂質異常症かどうかは、血液検査を行って、血液の液体部分である血清1dl(100ml)中にコレステロールや中性脂肪が何gあるかを測定し、基準値に当てはめて診断します。
どのタイプも動脈硬化を促進しますが、特に問題なのはLDL(悪玉)コレステロール値が高い場合です。
実際はLDLコレステロール値と中性脂肪値の両方ともが高い患者さんもおり、その場合はさらに動脈硬化が早く進みます。
以前は、診断の基準に総コレステロール値も使われていました。
しかし、総コレステロール値が基準値以下なのにLDL(悪玉)コレステロール値が高かったり、あるいは、HDL(善玉)コレステロール値だけが高いために総コレステロール値が基準値以上になったりと、動脈硬化の危険性について必ずしも正確な判断ができない面があったのです。
そこで、日本動脈硬化学会では、診断の基準から総コレステロール値をはずし、動脈硬化性疾患により関連の強いLDLコレステロール値を基準にすることにしました。
病名も、従来使われてきた高脂血症から脂質異常症に変更されました。
これは、低HDL(善玉)コレステロール血症を高脂血症と呼ぶのは適当でないことによります。
ただし、診断名や薬が出るときは、高脂血症の名称も使われます。
脂質異常症の多くは、生活習慣の改善で治すことができますので、診断された人は、ぜひ生活習慣の改善に取り組むようにします。
<コレステロールを下げる食品ランキング>
1位 麦ご飯
2位 納豆
3位 オクラ
4位 さつまいも
5位 枝豆
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